塾長がすららを選んだワケ

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学歴も職歴も無い塾長

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入塾をご検討中の方にとって、「すらら」というシステムを使っての学習指導がどのようなものか気になると思いますので、ここでは塾長がすららを選ぶに至った経緯などをお話ししていきます。

当塾は始めたばかりですので当然実績がありません。大手学習塾のように高学歴の優秀な講師もいません。塾長の私は大した大学に行っていないどころか、大学そのものに行っていません。

商業高校卒で、クラスでビリから2番目になったことすらある落ちこぼれの生徒でした。塾で働いたことも、教育関連の企業に勤めたこともありません。そんな学歴も職歴も無い私ですが、この度ちょっとした経緯から学習塾を始めることにしました。

文句一つ言わずにサポートしてくれる「すらら先生」

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塾長という肩書とはあまりにも不釣り合いな経歴に不安を感じた方も多いことでしょう。ただ、そんな不利な状況の中でも、一定の成果を出す戦略と自信と弱さを認める勇気が私にはあるのです。

一旦弱さを認めたら「勉強は教師が直接教えなければならない」という固定概念から解放され、世の中に出回っている様々なツールを受け容れることができます。そこで私は「すらら」というe-learningシステムの導入を検討したところ、以下の点についてメリットを感じました。

  • キャラクターを使った対話型の授業なので勉強に入りやすい。
  • 単に公式や解き方をレクチャーするのではなく、そこに至るまでの理由や意味(根本の概念)をアニメーションを使って直感的に理解できるように工夫されている。
  • 随所で出される問題に解答しないと先に進めないシステムなので、集中力を維持しながら学習できる。
  • 一般的な授業より多くの問題演習ができる。
  • 定期テスト対策として、学校で使っている教科書に合ったテストを何度でも受けられる。
  • 定期テスト対策では、テストの範囲やテストの時間を自分で自由に設定できる。
  • 学年ごとや学期ごとの実力を総合的に診断する「学力診断テスト」もある。
  • やる気を失わせないため、7~8割の正答率になるよう問題の難しさを調整して出題してくれる。
  • 苦手分野を診断した上で、更にその分野に戻って教え直す「つまづき診断機能(特許第5284016号)」を備えている。
  • 生徒の学習状況(いつ、どれだけ学習して、どんな結果だったか)を、教師・保護者・生徒がリアルタイムに把握できる。
  • 目標設定と学習計画を立てる「ラーニングデザイナー」という機能も備わっている。
  • パソコンやタブレット端末があれば「いつでも」「どこでも」「いくらでも」学習できる。
  • 生徒がすららにログインした情報を両親がメールで受信できる他、両親から子供にメッセージを送るアナウンス機能も備えている。

気分よく徐々に実力を引き上げてくれて、いつでもどこでも文句ひとつ言わずに勉強に付き合ってくれる・・・そんな優秀な先生が「すらら」です。ここまでのことをしてくれる先生がいるとすれば、それはお金持ちに雇われた家庭教師くらいだと思います。

やらなければ全く効果は出ない

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こんな風にすららを褒めると「すららだけで勉強できるなら塾に通わず家で勉強したらいいのでは?」と思うかもしれませんね。はい、私もすららの自宅学習だけで目標が達成できるならそれが一番いいと思います。実際に活用して成績がアップする人はいると思います。

しかし、すららの存在を知り、すぐに活用して学力がアップする人は、現実的には少ないと思います。便利なシステムや教材はこれまでもたくさん出てきましたが、その進化に比例して日本の子供たちの学力が向上した訳ではありません。反対に、学力の低下が叫ばれているくらいです。

それはなぜかといえば、システムを使う側の人間が、その便利な機能を使いこなせていないからです。便利なシステムがあっても使わなければ意味がありません。当然の話ですが、案外これが理解できていない人が多いのです。私自身もそのような失敗は何度もしてきました。たとえば通信教育です。

私は中学生の頃、親に頼んで進研ゼミを始めました。しかし勉強をしたのは最初の数か月だけ。教材は素晴らしくても、一人だけの勉強は緊張感が無いので、少しつまづくと「ちょっと休憩」と言って中途半端な時間を過ごしました。ですから全く勉強は進みません。

私のように忍耐力の無い人間は、誰か監視する人がいないとすぐに気を抜きます。そんな状態が続くと、当然未読の教材が溜まります。

だからといって、自分が親に頼んで始めた進研ゼミを止めるとも言いにくい・・・。そうやって「やれば必ず成績は上がる!」と噂の素晴らしい教材たちが本棚を埋め尽くしていくのでした。

良い教材は「やれば」成績アップに繋げられますが、反対にやらなければ”一切”効果は出ません。それが通信教材の決定的な弱点です。「これを使えば驚きの学習効果が!」といった謳い文句に引き寄せられて高価な教材は買ったがほとんど使っていない・・・という方は結構多いのではないでしょうか。

しかし塾は、決まった日時に決まった科目を勉強するので、欠席しない限り、机に向かって勉強を始めることができます。当然といえば当然の話ですが、これによって半ば強制的に「勉強の習慣化」ができますので、これが塾の大きなメリットといえるでしょう。

自宅学習には、通学の手間と時間を節約できるメリットがあります。ただ、その半面で「生徒や両親に実行力がないと一切勉強が進まない」という危険も孕んでいますので、こういった点の注意が必要です。

実は「人間」を重視したシステム

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当塾は、学習システムのすららをはじめ、最先端のソフトや技術を積極的に活用していく方針の塾です。「最先端のシステムから学ぶ」と聞くと、どうしても冷たくて人間味の無い勉強をイメージしてしまうかもしれませんが、実際はその逆です。

当サイトのトップページには「教師の役割は『知識の伝達者』から『学習活動の設計者&モチベータ―』に変わっていきます」と掲載しておりますが、これは分かりやすく言うと「知識伝達の大部分を機械が負担しくれることになったので、教師は今まで以上に学習活動の設計やモチベーション向上に時間を力と時間を割けるようになりました。」という意味です。

どんなに便利で素晴らしい機械があっても、人間が「使う意欲」を持てなけば何の効果も発揮しません。

最終的に大事になってくるのは人間です。機械を扱う人間に熱い思いや情熱や魅力がなければ人の心は動きません。そしてそれは「どんなに世の中が進歩しても変わらぬ真理」だと私は思います。

「すらら」は優れた学習ソフトですので、それを扱う人間が「勉強の習慣化」「学習活動の設計」「モチベーションの維持・向上」を自力で行えるなら、その機能や能力を十分に生かして学力をアップさせることができます。反対に、いくら高機能な学習ソフトでも、扱う人間がその機能をうまく活用できなければ「宝の持ち腐れ」になると思います。

当塾の目標は「すららを使って学習させること」ではなく「生徒の目標を達成させること」です。すららはあくまでも「目標を達成するための一手段」に過ぎません。

ですから、すららを補助的な教材として使った方が効果が高いと考えられる場合は、その生徒に合った使い方をアドバイスしますし、その他の学習ソフト・教本・問題集でも、目標の達成に有益と考えられるものは何でも活用を勧めます。

知識の伝達という役割を、機械が高いレベルで担うことができる世の中になったことは喜ばしいことですが、残念ながら世の中に浸透するにはまだ時間がかかるかもしれません。

なぜなら、機械の有効性や効果を認めてしまうと、既存の先生はその存在価値を失ってしまうからです。失職にも繋がりかねない「効率化」や「機械化」は簡単に受け容れてもらえませんから、そう簡単に今までのやり方は変わりません。

しかし、モノは考えようです。皆が効率的なやり方をすればその中から抜きん出るのは難しいですが、周りが旧態依然の勉強を続けてくれたら簡単に人の上を行けます。

「日本人は他人と違うことに不安を覚える傾向が強い」とよく言われますが、他人と同じことをしていたら結果も大体同じです。

他人より良い結果を得ようと思ったら、他人と違う「何か」が必要になってきますが、当塾が採用している「すらら」というe-learningシステムもその一つになると私は思います。興味のある方は、一度この「すらら」を使って一緒に勉強してみませんか?

私がすららの導入を決めたエピソード

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システムを使った勉強に、無機質で冷たいイメージを持たれる保護者の方もいらっしゃるとは思いますが、そういったシステムを作っているのは私たちと同じ人間です。

この学習システムは、ビジネスを前提に作り上げられたものではありますが、私は決してビジネスだけで出来上がったものではないと思います。

すららは、社長を含めた数多くの方々が「良い物を作りたい」「喜んでもらいたい」「良い結果を出してもらいたい」という純粋な気持ちで作り上げられた血と汗と涙の結晶です。すららの社長が製品を紹介する以下の動画を見て私はそんな風に思いました。

すららがもたらす学習革命(前半)

 

すららがもたらす学習革命(後半)

 

上記動画の前半の10分から11分30秒にかけて、社長が「オール1の子の人生って分かりますか?」という問いかけと共に、すららに集中してやっていこうと思ったエピソードが語られています。

私はこの動画を最初に見たとき、最終的にどこの会社のどのシステムを塾に採用しようか迷っていましたが、この動画の1分30秒の程度の話を聞いて「この人の作ったシステムを使おう」と思いました。

システムがどうのこうのも大切ですが、最後の最後はやっぱりハート。どんなに製品が素晴らしくても、どんなに上手な説明をされてもハートが感じられなければ伝わらないし受け容れられない。現実の世の中ではそういう側面がとても大きくて面白いところだと思います。

私も皆さん同様にこれまで何人もの先生に教わってきましたが、ハートのある先生の言葉は心に強く響き、ハートの無い先生の言葉は「馬の耳に念仏」のように記憶から消え去っていきました。ハートがあれば伝わる。私はそんな風に思います。

それでは、平成27年8月1日より西田学習指導塾を開校しますので、興味のある方は是非一度お問い合わせください。福田小学校と福田保育園に通う子供たちと共に、一緒に学んでいける皆様との出会いを楽しみにしています!

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